疲れたとき、見る写真集がある。
フランスの写真家ウジェーヌ アジェ(1857〜1927)のパリの街を撮った:Atget Paris
無意識に開いたページから始め、一枚ずつめくり、・・・、彼はどんな思いでシャッターを切ったのか(?)元はとれたのだろうか(?)・・・、100ページほど進むと、自分自身が恵まれた環境にいるものと錯覚する。
何でもない通りの写真に涙が落ちる。
100年前のことか・・・。
アジェが撮っていたのは「画家のための資料写真」。
なくなる2年前、アメリカからやってきたマン・レイやベレニス・アボットによって、存在が知られるようになった。