私の名前「豊」は、中国語では、feng1声、フェンではなくフォンが近い。ngは鼻の抜くンだから、日本で使われている過程でngが消えてホウになったのではないか?
韓国語では、풍、プンpung、これもngだから鼻に抜くンで、日本語で使われる過程でブとフに変わったのではないか?
ベトナム語はphongフォン、日本語とは直接の関係性はないが、周辺国として中央からの「距離感」が日本と同じようなことなのではないか?
訓読みの一つトヨは、古事記日本書紀でも豊の国として出てくるから昔から使われていた。
律令制度の変更で、豊国が豊前、豊後に分けられ、現在につづく。ブンゼン、ブンゴ、という古代百済語の影響を残している。
問題は「ゆたか」。いつごろから使われたのか?
万葉仮名の由多氣が豊に変わったのはいつごろか?
豊がゆたかと訓読みするようになったのはどのあたりでいつごろか?
ーーー日本語の成立起源なんだけど・・・。謎の四世紀に関わっていたりすると面白いんだが・・・。
(ところで、奄美大島では豊(ゆたか)が名字の人がいる。
薩摩藩が封建的支配として、島の役人に一字の姓を名乗らせたことなので、訓読みの出現とは直接関係ないが。)
ゆたかのルーツを追って旅行撮影したいなー。