「君の名は。」アニメ作品のノベライズ。
本の片付けで、突然、思い出した。
文化庁メディア芸術祭2017の受賞記念スピーチで新海誠監督の代理人が「・・・世界中からいろいろ賞をいただいた。今回のこの賞が最後だと思います。・・・」こんな内容の発言を思い出した。
日本国内でも歴代3位の興行成績をあげ、誰でも知っているような作品を文化庁が追認する必要があるのだろうか?
新海監督のあたらしい作品を支援する、というのならわかるけど・・・。
ふたりの虚構の立て方が曖昧だと思ったので、小説本を買ったのだ。
第一章夢はこんな記述で終わっている。
私は、
だれかひとりを、ひとりだけを、探している。
俺は、
全編、こんな記述をしてくれたら、アニメ以上の作品になったのに。・・・