歌川国芳の「東都三ツ股の図」(1831年)浮世絵には、現代人にはスカイツリーに見えてしまうようなヘンなタワーが描かれていますね。

スカイツリーを予言していたなんて都市伝説的に言われるけど、佃島の船大工を手前に日本橋方面を描いた構図。風俗、文化、歴史リアルに描いた浮世絵だと思う。
家康が呼び寄せた摂津国の漁師と共に移住した船大工。船大工が防腐の為に船底を焼く。話が横道にそれるが、吉本隆明の父親は佃島の船大工だった。でも、実家は摂津国ではなく熊本も天草だという。大型船も作っていたというから、佃島、石川島は漁業の島でだけでなく、造船(船大工)の島だったようだ。
で、タワーは、ひとつは火の見櫓で、電波塔みたいなものは 井戸掘りのやぐららしい。